
『ヴィヨン全詩集』
『太宰論』奥野健男
絶版希少!! 太宰副読本セット
太宰が自身とダブらせた放蕩無頼の天才詩人 +
世界一太宰をアツく語る男の究極のダザイ論
太宰治は現代において真に人間的に生きようとすれば、 その人間は人間の資格を剥奪され、破滅せざるを得ないという おそろしい真実を描いているのだ。
- 奥野 健男
俺は全てを知っている。
俺自身を別にして。
- フランソワ・ヴィヨン
太宰は常に仮面の裏側の「素顔」を書こうとした作家です。
その素顔は書いた途端に仮面となり、その裏に更なる本当の素顔が見え隠れする。その無限ループの果てが太宰の人生で、それは「真に人間的に生きようとした男」の末路でもあります。
「人間的に生きようとして苦しむ姿」......
実は私たちはその姿をよく知っているのではないでしょうか??
誰もが心の中に秘めていて、知られたくないある意味で不都合な想い...それを包み隠さず詩作として表現した男と、太宰の人生を読み解くことで、解き明かそうとした男。
太宰作品を読むならば、絶対にこの二冊も読んで欲しい!!そんな二冊をセットにしました。
二冊とも絶版希少。
勿論本の日焼け等もありますが、古書はその本が辿ってきた歴史そのものを楽しむものでもあります。
フランスの詩人ヴィヨンは、典型的な破滅型で、窃盗、傷害から殺人までおかした詩人です。しかし、 この世界の善悪明暗の全てをその目で見つめた彼の言葉は、鋭さと哀感、時には弱者への愛を帯びて心に刺さります。
この世の全てを知ったと豪語する男が「自分のことは分からない」と言い残した理由を是非読み解いてみて下さい。
太宰論といえば福田恒存のイメージがありますが、私は断然奥野派で、そういう読者の方も多いはずです(たぶん)。
新潮文庫の太宰作品の解説は奥野さんがされていて、正直私は奥野さんの太宰論が読みたくて買っていた程です。
ポイントはなんといってもその熱量で、太宰のことが好きでなければここまでのアツさ、深さはだせない!!という点が本当に良い!!
古書店でこの本を見つけた時、私は本当に嬉しさで震えましたね。
太宰本が一億倍楽しく、深くなる太宰論、本当にお薦めいたします!!
販売価格 ¥2,285
(内訳)
書籍価格 ¥2,100(税込)
梱包料・送料 ¥185
※購入特典 下記添付画像の「卓上カード1枚」、「黒猫の栞1 枚」 同封致します。
※書籍価格の5%、¥105は子育て支援機関に寄付させて頂きます。
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